誘(いざな)う、One Controlからの新しい揺らぎ。 深く透き通った青。清水をたたえた静淵を覗き込めば、複雑な揺らぎが絡み合い、全体が揺れ動いています。 “水”。そこからインスピレーションを受けた、全く新しいモジュレーションエフェクト。それがOne Control Dimension Blue Mongerです。
Dimension Blue Mongerは、コーラスやフランジャーエフェクトのような、透き通った空間的広がりを持つ独自のモジュレーションエフェクトです。 コーラスやフランジャーのようなサウンドをもっと音楽的にできないか。あまりにもエフェクト然としたサウンドではなく、楽器の音に寄り添いなが ら、透明で小さな渦が起こるようなサウンド。コーラスとフランジャーの中間であり、コーラスでもフランジャーでも無い新しい音。
Dimension Blue Mongerを設計したBJFは、“Watery”という表現を使いました。どこまでも深く、いくつものモジュレーションが複雑に絡み合いなが ら空間に沁み渡る。その音をよくよく聴けば濃い揺らぎを組み合わせたものであることが分かりますが、音色全体は常に凛とした静けさに覆われ、 どこまでも透明な広がりを感じさせます。
Dimension Blue Mongerには、一般的なモジュレーションエフェクトとは違った3つのコントロールノブが与えられています。特にComplexityはノブ 1つでモジュレーション全体をコントロールします。モジュレーションスピードやかかりの深さなどが同時に可変し、シンプルな揺れから複雑な揺ら ぎまでを調整することが出来ます。さらに、エフェクト全体の音色の明るさはColourコントロールノブで微調整可能。大きく音を変えることはありま せんが、アンプやギタートーンに合わせて調整することで、サウンドの持つ雰囲気を変えることが出来ます。
最後にMixノブでエフェクト全体の濃淡を調整。ほとんど見えないような薄い水色から深淵へと引き込まれるような青まで、エフェクト全体のバラン スをコントロールするこが出来ます。透明感と豊かな響きを両立したトーンは、どこか幻想的で幽玄な響きを伴っています。設定によってはクラシッ クヴァイブエフェクトのようなトーンをもカバーします。歪みエフェクトと同時に使用しても、音が濁って使えなくなるようなこともありません。様々な エフェクトと組み合わせ、自分だけの全く新しい音を探求できる。それこそがOne Control Dimension Blue Mongerです。