管理番号 | 中古 :Z3941099027 | 発売日 | 2025/02/25 04:54 | 定価 | 15972円 | 型番 | 34857412365 | ||
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凄いワインが入荷してきました。
ドメーヌにてワインの補充、リコルク、そして新品のラベルが貼られ 出荷されました。ブルゴーニュワインでこのような蔵出しのオールドが入手できる事は、極めて稀な事であります。使用されているボトルは非常に重量のあるものが使用されています。
16前後で抜栓し、1時間くらい置く。暗く沈んだガーネット色、ドライオールドローズ、ドライハイビスカス、プラム、ドライプラム、ダークチェリー、干無花果、赤身肉、干肉、レザー、鞣革、黒胡椒、ナツメグ、メース、オレガノ、タイム、クローブ、アニスシード、八角、樽、シガー、腐葉土、森の下草、黒い土、ミネラル、まだ入荷して1ケ月くらいなので、少し暴れているかもしれない。が、1967というヴィンテージから考えると濃く沈んだ色合いを持ち、ドライ系の花とフルーツが口いっぱいに広がる。1964を以前飲んだときもそうだったが、予想より若い。1980年代から1990年代の初めくらいのものに感じる。しっかりとしたコクとボディを持ち、67らしからぬ力強さと凝縮感に驚いている。花、フルーツ、肉・革系のニュアンスはドライとフレッシュが混ざり合い、ボリューム感がありながら歯茎に染み入るような土系のニュアンスになっていくような雰囲気を感じる。30分くらい経ち、若く華やかな感じは顔を潜め、実に様々なハーブと土・ミネラル系のニュアンスが出てきた。私自身、把握しきれないくらいに次々に出ては変わっていく。そして、段々と透明感が増し、ガーネット色が黒く、やがて暗くなり鞣革と色々な土のニュアンスが歯茎に染み入るように美味い。時間と共に雑味が無くなり、まるで昇華するようなアフターへと続いていく。1964は若すぎて圧倒され、頭が混乱したが、これは充分納得がいく若さだ。まだ、後10年は置いておけるだろうし、今飲んでも美味しい。 2010.4.27
経過年によるラベル汚れ・小さな破れがございます。1本1本確認しましたが、素晴らしい状態です。細かな澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で休息させてから(最低でも1ヶ月、出来ればもっと)抜栓してください。
Domaine Gros Frere et Soeur / ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール ヴォーヌ・ロマネ村きっての名門グロ一家の血をひくドメーヌ。グロ家4代目のルイが1963年に引退するとドメーヌは3人の子供によって3つに分割され、生まれたドメーヌの一つがギュスターヴとコレットによって設立されたこのグロ・フレール・エ・スール。 ジャン・グロの次男であるベルナールは、1980年に叔父夫婦のドメーヌに入り、3年間叔父と共同でワインを造った後、1984年から栽培・醸造を取り仕切るようになりました。 現在2.6haにのぼるグラン・クリュを含む20haを超える畑を所有していますが、名門ジャン・グロの次男として相続した畑は意外に少なくACブルゴーニュのみ。叔父と叔母からグロ・フレールを引継いだ後に得た畑は、この実家からの相続分(ACブルゴーニュ)と、新たに自ら植樹したオート・コート8ha。ベルナールがこのドメーヌを継いで以来、全てのブドウは植え替えられ、ワインのスタイルも独自のものとなりました。 ベルナール氏がこのドメーヌに入った後、最初に行なったのがブドウの植え替えだったため、このドメーヌにヴィエイユ・ヴィーニュはありません。ですが、ミシェル・グロと共に購入した果汁濃縮機を用いるほか独自の手法を行なっており、その結果、力強く逞しいスタイルのワインが生まれています。 有機肥料を使い、ヴォーヌ・ロマネ村の他の生産者同様に生えた雑草を枯らす薬品を使用。SO2を多量に必要とする低温浸漬を好まず、除梗後は果汁濃縮機にかけ直ぐに発酵されます。発酵にはブルゴーニュ内で選抜された培養酵母を用い、コンクリートタンクの中で最高温度30、10〜12日間かけられます。糖分がなくなってからタンクの温度を40度に上げ、ポリフェノールを最大限抽出、24時間かけて温度を下げてから圧搾されます。7〜10日間タンクで静かに置かれ、不要な沈殿物を除去します。これは、1年間の樽熟成中に一度の澱引きもせずシュール・リーで熟成されるため、不要な香りを移さないように行われます。瓶詰め数カ月前に卵白で清澄されますが、フィルターはかけられません。 |
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10009117